番組概要
江戸時代に高松藩が作った魚類図鑑「衆鱗図(しゅうりんず)」。高い技術で描かれ、今にも動きだしそうなほどリアル。今回、超高精細カメラでその魅力を解き明かしていく。
番組詳細
衆鱗図に描かれた723の生き物は全てが肉筆で描かれている。自然への関心が高かった高松藩・5代藩主の松平頼恭(よりたか)が作らせたもの。今回、初めて超高精細カメラで撮影すると、想像を絶する細かい描写が広がっていた。「幅1ミリ以下の線で規則的に描いたうろこ」「銀ぱくを下地に使って虹色に輝く肌を表現」「輪郭に沿って切り抜き、立体的に浮かび上がらせる」。そして最後には空白のページが残されていた。