番組概要
フランスのシャンティイ城に、世界で一番美しいといわれる15世紀の本が残されています。描かれているのは1年12か月の中世の暮らし。1月の絵は宮殿での新年のお祝い。
番組詳細
フランスのシャンティイ城に残された「ベリー侯の豪華時祷書」は、世界で一番美しいといわれる15世紀の祈りの本。1年12か月、月ごとの中世の暮らしが金やラピスラズリなど高価な顔料を使って驚くべき細かさで描かれています。1月の絵は宮殿での新年のお祝い。新年の祝いの習慣は現代にも残っており、家庭では「ガレット・デ・ロア」というお菓子を食べます。600年の時を行き来しながら暮らしに息づく楽しみを紹介します。