番組概要
脱サラし、本当にやりたかった木工家の道へとかじを切った羽尾芳郎さん。“虫食い”もひとつの表情として作品に生かす製作に取り組む。都会を離れて得られた生き方を描いた
番組詳細
無垢の木の表情を捉え、虫食いのある木や曲がった材木も作品のデザインに生かす木工家の羽尾芳郎さん。元は都会の会社で働いていたが、脱サラし奥多摩に工房を構えた。4人の娘にも囲まれ、冬の寒々しい景色とは対照的に温かい家庭が印象的だ。人が何を豊かに感じるかは人それぞれ。自分が本当にやりたかったことに精一杯取り組み、サラリーマン時代には感じられなかったという“生の実感”を獲得した羽尾さんの今を描いた。