番組概要
日本の海岸線3万キロをめぐる旅番組の4Kリストア版。小笠原の島々では、太平洋での漁と様々な民族が共に暮らしてきた歴史、そして戦争に翻弄された悲しみを見つめる。
番組詳細
東京の南、1000キロの太平洋に浮かぶ小笠原諸島。200年前から無人島だった島々に人が住むようになり、以来、欧米や太平洋の島々、そして日本から移住してきた人々が、豊かな海でクジラや魚を獲って暮らしてきた。しかし、戦争がはじまると欧米系の住民は日本風に改名させられて敵視され、戦後のアメリカ統治下で英語教育を受けた子どもたちは日本復帰を前にアメリカへ渡った。海の十字路の島々での出会いと別れを描く。
【語り】国井雅比古