番組概要
日本の海岸線3万キロをめぐる旅番組の4Kリストア版。石川県では、能登半島の富来漁港の漁師たちが始めた鮮魚の宅配便と、消費者から寄せられた感謝の手紙を紹介する。
番組詳細
鮮魚の宅配便は、日本海でとれた魚が翌日には都会に運ばれて家庭の食卓にのぼるというもの。どんな魚を送るかは、漁をしてみないと分からない。そこには、新鮮な魚を捨てずにおいしく食べてもらいたい、それが乱獲の防止につながるという願いがあった。魚を受け取った消費者から漁師へ届く手紙には、おいしかった、新鮮だった、新しい魚の食べ方を知ったというお礼の言葉が並ぶ。漁師と消費者の交流から、漁業の未来を考える。
【語り】国井雅比古