番組概要
かつて周囲から隔絶され、生物が独自の進化を遂げた南アメリカ大陸で、恐竜絶滅後の世界に君臨したのは、巨大で、空を飛べない「恐怖の鳥」鳥類で唯一の捕食動物の王者だ。
番組詳細
かつて地球上に実在し、一時代を築いた巨大生物を紹介する1時間番組。そのどれもが極めて強力な武器を持ち、大陸、海洋の生態系の頂点に君臨していた。弱肉強食の世界では、それらの巨大生物はサバイバルの達人でもあった。番組では、ダイナミックなCGを駆使し、世界中の最新研究を紹介する。そして、これら有史前に絶滅した生物の遺伝子が、今も世界を駆けめぐる動物たちに受け継がれていることを証明する。
南アメリカ大陸。約500万年前まで海によって周囲から完全に切り離され、生物が独自の進化を遂げたこの大陸で生態系の頂点に立ったのは、なんと鳥である。6500万年前に恐竜が絶滅すると、各大陸で捕食動物の王座の争奪戦が続き、周囲の大陸では剣歯虎やオオカミ、熊などの哺乳動物が頂点に立つ。しかし、南アメリカ大陸ではこの「恐怖の鳥」と呼ばれる巨大で空を飛べない猛禽が、鳥類の中で唯一、捕食動物の王者になったのだ。