番組概要
連合軍の攻撃から第三帝国を守るためヒトラーはノルウェー沿岸に巨大な要塞を建造。戦争終盤にはイタリア半島に複数の防衛線を構築し、ドイツ本国を目指す敵を待ち受ける。
番組詳細
ヨーロッパで勢いを増すナチス・ドイツは技術開発に力を注ぎ、さらなる勢力拡大をもくろむ。電撃戦を可能にした戦車・爆撃機をはじめ、要塞に至るまで、それらが実際に使用された戦地に専門家が足を運び、その詳細を紹介。ヒトラーの権力掌握と第三帝国の繁栄に貢献した側近たちが、総統と共にかつてない巨大な社会構造を作り上げたその手腕にも注目する。激化する戦争の中で生み出された数々の兵器は、いかに世界を変えたのか?
世界征服に向け戦争を繰り広げるヒトラーには、連合軍の攻撃から第三帝国の領土を守るための要塞が必要だった。海からの侵攻を恐れ「大西洋の壁」の北端に位置するノルウェー沿岸に数々の要塞を建造し、極寒の地にドイツ軍を送り込む。ここはソ連を攻撃する拠点としても重要な場所だった。戦争終盤、ヨーロッパ南部のイタリア半島には複数の防衛線を構築。起伏に富む地形を利用して恐るべき兵器を設置し、迫りくる敵を待ち受ける。