番組概要
「ワシントンDC 幻覚と徘徊の首都」アメリカの首都ワシントンDC。黒人の多い南東部にはPCPが君臨し続けている。警察や地元の医療センターが対応に追われている。
番組詳細
ドラッグが蔓延する世界の各都市を訪れ、麻薬戦争の実情をより掘り下げていくシリーズの第3弾。密売人、ディーラー、使用者、捜査関係者、医療関係者たちの生の声を聞き、世界で年間約3000億ドル以上を生み出す巨大産業、ドラッグの実像に迫る。
アメリカの首都ワシントンDC。黒人が多く暮らす南東部のアナコスティアには何十年も前からPCPが君臨し続けている。黒人が作る黒人のためのドラッグと言われるPCP。安くてハイな状態が長続きする液体はタバコに浸した形で売られ、吸った者は痛みを感じず現実が分からなくなる。狂暴になったり、裸になったりして街を徘徊する者が後を絶たず、警察や地元の医療センターが日々対応に追われている。