番組概要
近松門左衛門が享保6年(1721)に書いた五段の時代浄瑠璃で「輝虎配膳」は三段目にあたる義太夫歌舞伎らしい技巧に富んだ一幕。(平成17年6月・歌舞伎座)
2005年 50分
番組詳細
出演:中村梅玉、中村時蔵(現・萬壽)
中村歌六、中村東蔵、片岡秀太郎
迎えた直江(歌六)が越路に小袖を進上しようとするも越路は頑として受け取らない。困惑した直江は雰囲気を変えようと膳を持ってくるよう命じる。やがて奥から給仕というには立派な烏帽子姿の男が膳を持って現れ…。
近松門左衛門が享保6年(1721)に書いた五段の時代浄瑠璃で「輝虎配膳」は三段目にあたる義太夫歌舞伎らしい技巧に富んだ一幕。お勝が弾く琴は徳川家より六世中村歌右衛門に譲られたものである。