番組概要
「環境と資源管理」
番組詳細
近世は、森林資源がエネルギー源・建材・資材として極めて重要な「木の時代」であった。それゆえ木の乱伐や木材の枯渇が大きな問題となる。その解決のために、とりわけ日本とドイツでは育成林業が内発的に発展した。本講義では、その発展の道筋に、両国の経済社会の類型的な差異が反映していたことを、近代以降の展開も視野に入れつつ、考察する。
森林、再生可能資源、育成林業、持続可能性、輪伐、日独比較、林務官、農民
慶應義塾大学教授 飯田 恭 成城大学准教授 青木 健