番組概要
「糖尿病・メタボリックシンドロームと生活習慣」
番組詳細
近年、2型糖尿病患者数は増加の一途を辿り、今後効果的な予防や治療法の開発が望まれる。肝臓や骨格筋の細胞内に蓄積する脂質(異所性脂肪)がインスリン抵抗性の病態としてより重要であることが明らかとなってきているが、その機序としての生活習慣の役割を検証し、糖尿病の発症、治療におけるそれらの重要性や具体的な対処方法について考えたい。
特に日本人においては、非肥満の2型糖尿病が多く、その発症機序と運動の役割について詳しく解説する。
骨格筋細胞内脂質、インスリン抵抗性、行動変容
順天堂大学教授 田村 好史