番組概要
「日本型福祉レジームの歴史的起源」
番組詳細
人々の生活の存立には、所得稼得のための就業機会とともに、失業や疾病などのリスクへの対応や、出産、育児、介護等の再生産に関する負担の処理が不可欠であった。どこまでを個人・世帯の責任とし、どこまでをそれ以外の主体が担うのか。福祉の比較史の視点から、日本における福祉国家形成の特徴を考える。
福祉国家、救貧、恤救(じゅっきゅう)規則、生活保護法、直系家族、自己責任、スティグマ、土建国家
東京大学教授 谷本 雅之 奈良大学教授 木下 光生