番組概要
ダイドーグループは、全国各地に伝わる日本古来の文化である祭りを総力を挙げて記録し、応援し続けています。その中から優秀作品を厳選しご紹介します。
番組詳細
薩摩半島のほぼ中央に位置し、白砂青松の吹上浜と東シナ海に面する日置市日吉。 八幡神社と鬼丸神社で6月の第一日曜日に執り行われる例祭が「御田植祭」です。文禄4(1595)年から続くといわれ、八つの集落が受け継ぐ「お田植踊り」は、小学生の踊り子たちが各集落に古くから伝わる踊りを神社に奉納します。
続いて境内や御神田で行われる独特の神事が、白装束の若者たちによる「せっぺとべ」。「せっぺとべ」とは「精一杯、跳べ」の意味。円陣を組み、高らかに歌い、田んぼの土を耕すがごとく泥だらけになるまで飛び跳ね、今年一年の豊作を祈願します。また、八幡神社には仮面神「大王殿(デオドン)」が現れ、神事を見守ります。 飛んで跳ねて勇ましく、人口減少の土地に活気を呼び、五穀豊穣を願う人々の 思いに迫ります。