番組概要
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第8シリーズをお届け!
番組詳細
長谷川平蔵(中村吉右衛門)の密偵の一人、小房の粂八(蟹江敬三)は、深川の船宿「鶴や」の主人である。 ある日、あやしい男女の客がやってきたので、話を盗み聞きした。 女は砂蟹のおけい(根岸季衣)という盗賊で、粂八は顔を知っていた。 男は笠倉の太平(石丸謙二郎)といい、これも盗賊だった。 おけいは、太平に盗みの話を持ち掛けていた。 長沼又兵衛(森次晃嗣)という盗賊を首領に、巣鴨の寺の金蔵を襲うという。
又兵衛は、か盗め先である住職の念誉(江藤漠)は強欲な男で、自ら料理茶屋を経営するという大変ななまぐさ坊主だったため、蔵には金がうなっているという。 蔵の鍵は、念誉が肌身離さず持ち歩いているという。 しかも、三日とあけず料理屋に通っている。 となると、いつ寺を襲うのか…。 平蔵は、盗賊の一味が料理茶屋の方で念誉の動きを見張っていると考え、おまさ(梶芽衣子)に探索を命じた。
数日が過ぎても、何も動きがない一味に、火付盗賊改メの側に焦りがつのり…。
長谷川平蔵:中村吉右衛門 竹内孫四郎:中村吉三郎 山崎国之進:中村吉次 三井忠次郎:中村吉之助 おまさ:梶芽衣子 相模の彦十:江戸家猫八 おとき:江戸家まねき猫 小房の粂八:蟹江敬三 久栄:多岐川裕美 小林金弥:中村歌昇 沢田小平次:真田健一郎 長沼又兵衛:森次晃嗣 砂蟹のおけい:根岸季衣 笠倉の太平:石丸謙二郎 念誉和尚:江藤漠 おきよ:松井紀美子 おもと:川俣しのぶ ほか
原作:池波正太郎(文芸春秋刊) 企画:市川久夫 プロデューサー:能村庸一、武田功、西渕憲司 音楽:津島利章 脚本:櫻井康裕 監督:舛田明廣 制作:フジテレビ、松竹株式会社 制作協力:京都映画株式会社