番組概要
【4Kデジタル修復版】庭先に咲くりんどう、笑顔で夕げを囲む家族。女手一つで息子を育てる女性との家族団らんを夢見る寅さん。マドンナは池内淳子。シリーズ第8作!
番組詳細
「ハハキトク」の報を受けた博は、急ぎさくらと備中高梁へ。葬儀の最中、突然寅さんが現れて…。博の父と意気投合した寅さんは“本当の人の暮らし”についての説教を受け、家庭の幸せの大切さを胸に柴又へ。“相手がバツ1の子連れだろうと”結婚し家族を持つ気満々の寅さんは、理想とする女性にばったり出会い、彼女との幸せな家庭を夢見るのだが…シリーズ第8作。
“フーテンの寅”こと車寅次郎は「キネマの天地」の渥美清、妹・さくらは「駅 STATION」の倍賞千恵子。今回のマドンナ、喫茶店主の貴子は池内淳子。その他レギュラー陣は森川信、三崎千恵子、前田吟、笠智衆ほか。原作・監督は「幸福の黄色いハンカチ」「たそがれ清兵衛」の山田洋次。(1971年)
山田洋次
山本直純
渥美清(車寅次郎) 倍賞千恵子(諏訪さくら) 池内淳子(六波羅貴子) 森川信(車竜造)、三崎千恵子(車つね) 前田吟(諏訪博)、太宰久雄(桂梅太郎(タコ社長))、佐藤蛾次郎(源公)、笠智衆(御前様) 志村喬(諏訪ひょう一郎) 梅野泰靖(諏訪毅)、穂積隆信(諏訪修) 吉田義夫(座長)、岡本茉莉(大空小百合)
さくらの夫・博(前田吟)に「ハハキトク」の電報が届く。急ぎ博とさくら(倍賞千恵子)は岡山・備中高梁へ向かうが、母の死に目には会えなかった。葬儀の最中、旅で近くにいた車寅次郎(渥美清)がひょっこり現れる。一人高梁に残った寅次郎は博の父・ひょう一郎(志村喬)と意気投合、そこで数日を過ごす。ひょう一郎から「人の幸せの本質は夕げを囲む家族の団らんにある」と諭された寅次郎は、旅暮らしを反省しつつ柴又へ。
その頃柴又では、女手一つで小学生の息子を育てる貴子(池内淳子)が喫茶店を開店、とらやへ挨拶にやって来た。貴子を見て、もし寅次郎がこの場にいたら、と一同が心配している折しも、帰ってきてしまう寅次郎。帝釈天で貴子と出会い、案の定ひとめ惚れした寅次郎は、子育てに店の経営と悩み多き貴子の力になろうとするが…。
〈BSテレ東映画情報〉 www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/ [4K制作番組] この番組は4Kで制作しています。BSテレ東4Kチャンネルでは超高精細映像でお楽しみいただけます。