番組概要
東京・根岸の洋館に、ちりめん本と呼ばれる明治時代の絵本が大量に眠っている。ストーリーを活版印刷し、浮世絵師が挿し絵を施した。ちりめん本の再現を試み、魅力を探る。
番組詳細
東京・根岸の洋館に「ちりめん本」と呼ばれる明治時代の絵本が大量に眠っている。『桃太郎』など昔話を、お雇い外国人(小泉八雲も!)が英・仏・独語などに翻訳。物語を金属活字で印刷し、浮世絵師が挿絵を施した。もむことで紙に皺が寄り、見た目や手触りが絹織物のちりめんに似ていることから、この名がある。考案したのは東京の出版者・長谷川武次郎。世界に日本文化を知らしめた「ちりめん本」。その再現を試み、魅力を探る。