番組概要
冬の新潟県佐渡、山あいにある「山の版画村」と海辺にある「海の版画村」で、自分たちの暮らしを版画に彫る人たちがいる。昭和55年の新日本紀行がいまよみがえる。
番組詳細
番組から44年、海辺の佐渡市相川地区には「佐渡版画村美術館」が作られ、島民たちの作品が展示されている。また、両津大川地区では、集落全体が版画美術館になり、家々の壁に版画が飾られている。親から子、そして孫へと版画制作の伝統をつないできた家族。高校生に教えながら、暮らしを描く佐渡の版画の伝統を若い人たちに伝える版画家。金山の遺構やよみがえったトキなど佐渡ならではの風景を交え、人々の版画への思いを描く。
【語り】森田美由紀