番組概要
東海道新幹線が世界初の高速鉄道として開業して60年。最高時速300キロ(山陽新幹線区間)で走行し、分刻みのダイヤで運行する新幹線。その開発の歴史を振り返る。
番組詳細
国鉄分割民営化後、東海道新幹線を引き継いだJR東海は、さらなる高速化を目指して車両開発を進め、1992年に300系「のぞみ」による時速270キロの運行を可能にした。高速化は騒音との戦いでもあったが、防音壁の設置や車体の改良により、問題を乗り越えてきた。そして1996年には、高速試験車両300Xが鉄道車両の日本最速となる時速443キロを記録し、現在のN700Sにつながる車両の進化に大きく貢献した。
【司会】ミキ・クラーク,【コメンテーター】高木亮