番組概要
倒壊した家の木材を燃やし湯を温める奥能登・珠洲の銭湯。番台の前はアットホームなリビングのよう。地元の人、ボランティア、解体工事の人々の憩いの場となっている。
番組詳細
奥能登・珠洲。たび重なる災害にあいながらも、ふんばり続ける銭湯がある。地震の直後に断水が広がる中、地下水をくみ上げ、倒壊した家屋の木材を燃やし、いち早く営業を再開した。貴重な風呂を提供し、ここで再会し安否を確認し合う人もいた。あれから1年。ここには、さまざまな人が訪れる。地元の人、ボランティア、解体工事で働く人。銭湯は人々のよりどころとなり、団らんが生まれている。ここで人々の声と思いを聴く。
【語り】鈴木杏