番組概要
「すごくほめます」…今夜も街角で見知らぬ人を褒めまくる「褒めますおじさん」と褒められる人々の不思議な交流…なぜ褒められたいのか…令和の路上で繰り広げられる物語
番組詳細
毎夜、日本全国、どこかの街角に立ち、誰かを褒める人がいる… 「すごくほめます」と手書きの段ボールを掲げる「褒めますおじさん」(42)。 この2年間、足を止めてくれた人を、ひたすら褒め続けてきた。容姿から始まり、会話で気が付いたささいなこと…おじさんに褒められた多くの人は、笑顔でその場を後にする。 かつては、地元・栃木で会社勤めをしていた褒めますおじさんだが、ギャンブルにのめり込み、生活はひっ迫
…父が病に倒れ、住宅ローンが支払えなくなった実家は差し押さえとなり、気が付けばホームレスになった。仕事も失い、追い詰められた末に思いついたのが「路上で人を褒めること」。幼い頃から、路上パフォーマーに憧れていたこともあり、「人を褒めることだったら、自分にもできるかもしれない」と、今の生活が始まった。意外にも、「褒めてほしい」とやってくる人は後を絶たない。1人暮らしを始めたばかりの若者から仕事に疲れた
会社員、定期的に訪れる常連の存在も。彼らはなぜ、褒められたいのか… ある夜、褒めますおじさんの前に現れたのは、映画監督になることを夢見る中国人留学生。コンビニでアルバイトをしながら、難関・東京藝術大学大学院に入るため猛勉強中だという。彼が、見ず知らずのおじさんに、褒められたい理由とは… 人を褒めるおじさんと、おじさんに褒められることで心の中の「何か」を埋めていく人々…令和の路上物語を見つめた。
【語り】 黒木華
【ディレクター】 鳥居稔太 【プロデューサー】 蜂谷時紀 【チーフプロデューサー】 西村陽次郎 【制作協力】 テレビマンユニオン 【制作著作】 フジテレビ 【番組テーマ曲】 <曲名>サンサーラ <歌>WON <作詞・作曲>山口卓馬、書上奈朋子