番組概要
2009年に取材したイタリア・フィレンツェの靴職人、深谷秀隆さん(当時34)のその後を紹介する。
番組詳細
イタリアに渡って7年目の2005年に、国内有数の職人の街であり、皮製品が有名なフィレンツェで念願の店をオープンした。店内に並んでいるのは、クラシックなデザインの紳士靴。これらはサンプルで、秀隆さんはフルオーダーで靴を製作している。全てが手作業のため、注文を受けてから納品するまでの期間はおよそ1年。そんな秀隆さんが作る靴の値段は、最低でも一足35万円。イタリアで最も高価とも言われている。
イタリアに来る前はファッションデザイナーとして数々の賞を受賞し、将来を嘱望されていた秀隆さん。しかし、自らの手でものを作り上げたいという想いから全てを捨てて靴職人を志した。あれから12年。山口智充がフィレンツェの秀隆さん(47)とリモート中継をつなぐ。