番組概要
今回の配達先は、アメリカ。ツアーガイドとして奮闘する岡田将光さん(当時41)へ、京都府で暮らす父・広志さん、母・節美さんの想いを届ける。
番組詳細
将光さんが拠点とするのは、世界中から観光客が訪れる街・ラスベガス。日本語によるガイドがセールスポイントのツアー会社「JABA」で、8年前からツアーガイドをしている。将光さんがグランドキャニオンに魅せられたのは、大学時代。偶然目にした1枚のパンフレットがきっかけだった。雄大な渓谷の写真に衝撃を受け、どうしても実際に見てみたいと18歳でアメリカへ留学。
大学卒業後は日本で就職するが、会社員生活に馴染めず、遂には十二指腸潰瘍に。そんな頃にやりたいことをやろうとアメリカ行きを決め、そして毎日のようにグランドキャニオンを感じることができるツアーガイドになった。ひとり息子ということもあり、「親不孝なところもあるなと自分でも思っている」と明かすが、両親の本音は今も聞けないままだ。
10代でグランドキャニオンに心を奪われ、今も変わらず魅了され続けている息子へ、父から届け物は将光さんが初めてグランドキャニオンを訪れた時の日記。ノートには当時の感動がびっしりと書き込まれていた。