番組概要
今回の配達先は、ロサンゼルス。世界中からクリエイターが集まる芸術の街で衣装クリエイターとして奮闘する見留小織さん(39)へ、神奈川県で暮らす父母の想いを届ける。
番組詳細
小織さんが作る衣装は、デニムと革など質感が異なる様々な素材を組み合わせるのが特徴。常識にとらわれない発想で独創的な衣装を生み出し、2018年にロサンゼルスで行われたファッションショーでは入賞も果たした。また現在抱えているプロジェクトが、バレエの舞台衣装。中学の時に出会ったX JAPANのhideのヴィジュアルに衝撃を受け、ファッションに興味を持った小織さん。19歳の時に24歳だった兄が事故で急逝。
「“明日はない”ということを実感してしまった。兄の分まで悔いのない人生を…」そう誓った小織さんは、22歳で単身渡米。英語と服飾の専門学校を卒業後、アシスタントとして経験を積み、33歳でようやくクリエイターとして活動を始めた。小織さんの作品はアートとしても評価され、市内のギャラリーにはアメリカ国内で注目されている若手アーティストの作品とともに衣装が展示されている。