番組概要
今回の舞台は、池袋から西武池袋線で一つ目の駅、豊島区にある椎名町
番組詳細
1軒目は昭和38年開業の「喜楽」。二代目夫婦と初代女将、家族で営むお店です。番組のファンという店主が温かく秋ちゃんを迎え入れてくれます。そんな喜楽で、まずはいつもの瓶ビール。そして選んだおつまみは「餃子」と「もんじゃ風サラダ」。さらに「カニ玉」を堪能します。お店の成り立ちや、ありし日の町の思い出話に花が咲き、ついつい「バイスサワー」や「シークワーサーサワー」など、お酒が進みます。
2軒目は、平成28年開業の「かしわぎ」という、ちょっと雰囲気がお洒落な町中華。聞けば、店主は銀座アスターで料理長まで登り詰めた凄腕。本格中華を割安で提供している。その訳を尋ねると、店のある場所に祖父と父親が70年以上続けた鳥肉屋があり、父親が店を仕舞うのを機に生まれ育った町に恩返しをしたいと独立を決めたという。
そんな「かしわぎ」で、姐さんが頼んだのは祖父の頃から仕入れ先が変わらない「鶏肉」を使った「バンバンジー」に、女性に人気という「牛肉とトマトの炒め」。町中華をうたいながらも、本格的なその味わいに驚愕の秋ちゃん。そして最後の一品は、たっぷりのネギがクセになる「葱麺」。
ターミナル駅には多くの人が往来するが、その一つ目の駅にはどんな町中華があるのか?めぐってみると、そこにはターミナル駅と真反対で、人情が残り、町への愛着心が強い町中華。まさに穴場なお店を発見して、大満足の秋ちゃんでした。
高田秋