番組概要
対馬では昔から野生の蜂に住まいを提供し、代わりに蜂蜜を分けてもらってきた。蜂が蜜を集めるのは照葉樹の花が咲く鎮守の森。森の恵みを巧みに利用する暮らしが続いている
番組詳細
家々の庭先や畑に置かれている不思議な形の木の箱。人々が木で作った蜂洞(ハチドウ)と呼ばれる蜂の住まいだ。長崎県の対馬では昔から野生のニホンミツバチに繁殖の場を提供し、代わりに蜂蜜を分けてもらってきた。対馬は神々が宿る島として知られ鎮守の森が多い。初夏、森にはスダジイなどの照葉樹の花が咲き、蜂は蜜を集めに森に向かう。森の恵みを蜂と人が分け合って暮らしている。