番組概要
ドラえもんは『名画への道』というひみつ道具を取り出す。これを絵の一部にはると、そこが入口になって、絵の中の世界に入れるのだという。
番組詳細
ドラえもん:水田わさび のび太:大原めぐみ しずか:かかずゆみ ジャイアン:木村昴 スネ夫:関智一
「ピーちゃんが鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)に!?」しずかの家に遊びに行くと、おじさんからあずかったという鳥獣戯画が部屋の中にかざってあった。ドラえもんから、日本最古の絵巻(まき)物でマンガの原点ともいわれていると聞いたのび太は興味津々(きょうみしんしん)。動物たちが人間のマネをしているという説もあると聞き、かれらがどんな話をしているのか知りたくなる。
ドラえもんが直せつ聞いてみようと言い出し『名画への道』というひみつ道具を取り出す。これを絵の一部にはると、そこが入口になって、絵の中の世界に入れるのだという。さっそく鳥獣戯画にはり、中に入ろうとしたところ、しずかのペットのピーちゃんがカゴからにげ出してしまった! 二人は必死に追いかけるが、つかまえられないどころか、ピーちゃんが消えてしまったから大変! どうやら鳥獣戯画の中に入ってしまったらしい。
「ペットペンキ」かっていた金魚が死んでしまい、落ちこむのび太。ママにまた金魚をかいたいとたのむが、すぐに死んでしまうからダメだと反対されてしまう。そこでドラえもんは、『ペットペンキ』を取り出すと、小石を魚のようにぬって、水を入れた水そうに入れる。すると、その小石がまるで魚のように泳ぎ出したからビックリ!
のび太は大よろこびで庭の小石をひろい、カラフルにぬって水そうの中に入れていく。ほかのペットも作れると聞いたのび太は、いろいろな石をさがすため、ドラえもんと河原(かわら)へ。ウグイスやカメ、カタツムリなどを作った二人は、石を持って家へともどり、さらにスズメやニワトリ、ネコなども作っていく。
「ポケットの中のぴょん太」ドラえもんに『どこでもドア』を出してもらい、オーストラリアにコアラを見に来たのび太としずか。のび太たちが楽しんでいる間、昨日の夜、寝ていないドラえもんは、木かげで昼寝をしていた。すると、どこからかやってきたカンガルーの子どもが、ドラえもんのポケットに入ってしまう。しかし、ドラえもんはそのことにまったく気づかず、そのままどこでもドアでのび太たちと日本に帰ってしまった!
そして、のび太の部屋にもどったとたん、ドラえもんのおなかが動き出し、ポケットからカンガルーの子どもが飛び出してきたからビックリ! ドラえもんたちはどこでもドアで同じ場所に行ってみるが、ほかのカンガルーのすがたは見当たらず、そのカンガルーもドラえもんのポケットの中にもどってしまう。しかたなくカンガルーを連れて帰ってきた二人は、“ぴょん太”と名付け、ママにないしょで野菜を食べさせる。