番組概要
日々のコミュニケーションに「オノマトペ」を活用してみませんか?藤野さんおススメ、人間関係を良くしてくれる、今すぐにできる活用法とは?
番組詳細
私たち人間は他者との関わりなくして存在しません。社会のなかで周りとうまくやっていくためには、コミュニケーションのスキルを上げていくことが必要です。日々のコミュニケーションでオノマトペを活用すると、人間関係がぐっと良くなります。人は鏡の関係で、自分が笑顔だと相手も笑顔になる。そこで、口角を上げてオノマトペの「に~」と言ってみてください。すると、人のことを悪く言えなくなり、ネガティブな言葉が減ります。
大事なことは、「『に~』ってするととても気持ちがいい」と感じること。この実感を持つと、明日も気持ちがいいとなりたくなるので、未来へそれが持続していきます。さらに、相手に何かを「伝える」際もオノマトペを上手に使ってください。例えば「この調子で頼むね」と言う場面でオノマトペを入れると、どんな気持ちになるのか。「のびのび頼むね」と言ってもらえると、リラックスできて自由に前向きにできそうだと感じませんか?
「ガンガン頼むね」の場合は、濁音が入っているので勢いを感じます。オノマトペは脳や身体に働きかける言語ですので相手の受け取り方や行動にも変化がつきます。褒める時も「メキメキ良くなってるね」というように、プレゼントに手紙を添えるイメージでオノマトペを使ってみてください。どれも今すぐできるものばかりです。人間関係をアップするために、日々のコミュニケーションでオノマトペをじゃんじゃん使ってみてください。
講師/藤野良孝(オノマトペ研究者) 司会/北村花絵(テレビ静岡アナウンサー) 手話通訳/石川ありす
【番組ホームページ】 http://www.sut-tv.com/show/terakoya/