番組概要
AYA世代(15歳~39歳)でがんを発症した若者たち。進学・就職・結婚・出産…重要なライフイベントと重なるがん治療。悩み葛藤しながら、どう選択し、夢を描いたのか?
番組詳細
がん治療において15歳から39歳までの若者を、AYA世代と呼びます。国内で毎年約100万人ががんと診断される中、AYA世代はおよそ2万人を少数ですが、進学、就職、結婚、出産と重要なライフイベントとがん治療が重なり、その影響は少なくありません。さまざまな困難や葛藤に直面し、悩み迷いながら選択していく、AYA世代のがん患者たち。彼らがいま描く夢とは?
▽中学2年生で右ひざに骨肉腫が見つかり、人工関節を入れる手術を受けた女性。治療やリハビリをしながら学校生活を送った青春。今は看護師を目指して勉強中です。当時の葛藤や夢に向かって進む姿を伝えます。 ▽第2子妊娠中に子宮頸がんの前がん病変が発覚し、治療を優先するか、妊娠を継続するが、選択を迫られ出産を決断したタレント・成美さん。現在は経過観察を続けながら子育てんも仕事にも奮闘しています。
▽若い年代で発症しやすい遺伝性がん。乳がんを告知された松本市の女性は、家族の病歴から、がん遺伝子検査を受けました。結果は、遺伝子“BRCA2”に変異が判明。女性には2人の子どもがいて、遺伝する確率は50%。結果を知ることで予防や早期発見につなげることができます。当時者の声や専門家への取材を通じて、遺伝子診断の今に迫ります。
大槻瞳(abnアナウンサー)
長野朝日放送