番組概要
研修医の薬師寺保が仮眠中の救命医・杏野朱羅の美しさに見惚れていると朱羅は急に立ち上がり「来る」と告げる。すると救急要請のホットラインの電話が鳴り響く。
番組詳細
帝釈総合病院・救急科。初期研修医の薬師寺保(佐野晶哉)は救急科に配属されて早々、当直につくことになった。不安を隠せない様子の保に看護師の水吉歩夢(荒井玲良)は、この病院では重症患者は受けていないと話す。その方針は院長・不動勝治(佐野史郎)によるもので、医療ミスなどが起きないようにするのが理由だという。その言葉に安堵する保だが、歩夢は「でも今日もアシュラ先生いるからね」と意味深な一言を加える。
保が休憩室に行くと、スクラブのままソファで眠っている女性の姿が。救命医・杏野朱羅(松本若菜)である。元・救急科科長であり、朱羅にとっての師匠・多聞真(渡部篤郎)が海外へ渡航してからは、多聞の意思を継ぎ孤軍奮闘している。そんな朱羅の美しさに思わず見とれていると、突然朱羅は目を覚まし「来る!」とつぶやくなり初療室へ急ぐ。保が後を追うと救急隊からのホットラインが鳴る。心肺停止患者の受け入れ要請に対し朱羅
は「すぐに連れてきて」と答える。 救急車が到着し、朱羅は救急隊員から急患の心臓マッサージを引き継ぐ。保と歩夢に指示を出しながら必死に蘇生を試みる朱羅。そのさなか、銃で撃たれた組長をヤクザたちが運び込んでくる。「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむヤクザだが、朱羅にそんな脅しは通用しない。業を煮やした舎弟が銃を突きつけるが、「――私の患者に手を出すな」と朱羅は舎弟の首筋にメスを向け―。
松本若菜 佐野晶哉(Aぇ! group) 田辺誠一 小雪 荒川良々 猪塚健太 結城モエ 荒井玲良 阿南敦子 / 佐野史郎 / 鈴木浩介 ・ 片平なぎさ ・ 渡部篤郎
【原作】 『Dr.アシュラ』こしのりょう(日本文芸社) 【脚本】 市東さやか(『瑠璃も玻璃も照らせば光る』(第34回ヤングシナリオ大賞受賞作)、『真夏のシンデレラ』他) 【プロデュース】 狩野雄太(『嘘解きレトリック』、『366日』、『知ってるワイフ』他) 【制作プロデュース】 岡田健人(ファインエンターテイメント)、石塚清和(ファインエンターテイメント)
【演出】 松山博昭(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『トレース~科捜研の男~』他) 柳沢凌介(『オクラ~迷宮入り事件捜査~』、『Re:リベンジ-欲望の果てに-』他) 本田隆一(『魔法のリノベ』、『極主夫道』、『探偵が早すぎる』他) 片山雄一(『法廷のドラゴン』、『366日』、『うちの弁護士は手がかかる』他) 【制作協力】 ファインエンターテイメント 【制作著作】 フジテレビ