番組概要
設置時間わずか3時間。簡単で安心快適…そして愛らしい外観の『家』は昨年元日に発生した能登半島地震でも被災者を支援…!夢は「すべての人に家を届けること」その道のり
番組詳細
2024年元日に発生した能登半島地震―。雪も降る凍てつく寒さの中、突然被災者となった人々。翌日、そんな人たちの元に、自ら考案・設計した応急簡易住宅「インスタントハウス」を届けるため北川啓介は現地に駆けつけた。車2台を停められるスペースがあれば建つ家、しかも設置時間はたった3時間だ。そのホイップクリームのような愛らしい外観の『家』は、従来の仮設住宅とは比べ物にならないスピードで被災者を支援してきた。
開発のきっかけは東日本大震災。「仮設住宅を建てるのにどうして半年もかかるの?大学の先生なら明日建ててよ」―避難所の小学生からの言葉に“短期間で建てられる家”を試行錯誤し完成。夏涼しく冬は暖かい、従来の仮設住宅に比べ施工費も格段に安い「インスタントハウス」は海外にも届けられた。そんな矢先の9月、能登の被災地を豪雨が襲う。あのハウスは――「世界中で家に困っている人たちに希望を」実現に奮闘する男の眼差し
【北川啓介/インスタントハウス建築家】 1974年 愛知県生まれ 2001年 名古屋工業大学大学院工学研究科博士課程修了 2011年 東日本大震災を機にインスタントハウスの研究を始める 2016年 インスタントハウスの実証実験を成功させる 2017年 プリンストン大学客員研究員 2018年 名古屋工業大学大学院工学研究科教授に就任
2024年 インスタントハウスがグッドデザイン賞グッドフォーカス賞を受賞
【製作著作】MBS(毎日放送)
◇番組HP http://www.mbs.jp/jounetsu/
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