番組概要
日本電撃復帰の決断と覚悟― NBAを戦った男が取り戻したい自分
番組詳細
渡邊雄太(プロバスケットボールプレイヤー)
世界最高峰のプロバスケットボールリーグNBAで日本人最長の6年間プレーしてきた渡邊雄太が、去年4月、日本のBリーグ参戦を発表した。アスリートとしての絶頂期に、なぜ帰国を決めたのか?帰国当日から密着取材を開始。日本復帰の決断、そのワケを聞きたかった。 アメリカでは屈強なライバル達としのぎを削り、常に解雇と隣り合わせの過酷な日々。心身ともに過剰なストレスと戦い続けてきたが、ついに限界に達した。
「大好きなバスケを楽しむ」純粋な自分自身の心をいつしか忘れていたという。 渡邊が新天地に選んだのは、優勝争い常連の強豪「千葉ジェッツ」 チーム合流初日、日本人選手としては圧倒的なキャリアを持つ渡邊も“緊張”していた。果たして「バスケ人生第2章」を渡邊はどのように歩んでいくのか。日本のチームに溶け込もうとする健気な姿をカメラが見つめた。
惹かれたのは、その“人柄”だ。若手選手と気さくに冗談を交わし、場の雰囲気を和ませる。スタッフと一緒に好物のうどんを和気あいあいと食べる。クリスマスイブには、選手、スタッフ全員にサプライズでプレゼントをする場面も。NBAで多くの挫折と葛藤を経験した渡邊が、チームに馴染もうとしていた。 迎えた開幕戦、胸に誓った思いをコート上で爆発させる。
しかしその翌日、開幕2戦目で思わぬ事態が。試合中、左足首を捻り、全治6週間の怪我を負ってしまう。再スタートを切った矢先のアクシデント…。 新たに降りかかった試練。いつだって壁を乗り越えてきた渡邊雄太は、自分自身を取り戻すことができるのか―