番組概要
スポーツなどによって骨の同じ部分に繰り返し力が加わることにより、ひびが入ったり折れたりする疲労骨折。起こりやすい状況や症状、予防法などを詳しく解説する。
番組詳細
疲労骨折は、スポーツなどによって骨の同じ部分に繰り返し力が加わることにより、骨にひびが入ったり折れたりする骨折だ。初期の段階では、原因となった動きをした時に軽い痛みを感じる程度で、それ以外の日常生活では、痛みをほとんど感じないことが特徴。このため疲労骨折をしていても、原因となったスポーツなどを続けてしまう人が多い。
しかし、治療せずに症状が進行すると、安静にしていても痛みを感じるようになるほか、痛みがある部分が腫れることがある。 疲労骨折は、体のさまざまな部分で起こる可能性があるが、体重がかかる脚の骨や、体をひねる際に負荷がかかる腰の骨で特に多くみられる。体力に合わない過度なトレーニングなどは脚に負担がかかりやすい。
疲労骨折は12歳から17歳の人に多くみられ、もっとも多いのは16歳だ。この春高校に入学し、部活動を始めたという人は特に注意が必要。 番組では、秋田市にある城東スポーツ整形クリニックの山田隆宏院長が、疲労骨折が起こりやすい状況や症状、予防法などを詳しく解説する。