番組概要
下痢は、排便の回数が増え便が軟らかくなったり水のようになったりする状態。性別や年齢に関係なく誰にでも起こる。番組では下痢を引き起こす病気などについても解説する。
番組詳細
下痢は、排便の回数が増え、便が軟らかくなったり水のようになったりする状態。性別や年齢に関係なく誰にでも起こる。 比較的短い期間でおさまる下痢を急性の下痢と呼び、ウイルスや細菌による腸管感染症が主な原因だ。一方、4週間以上続く下痢を慢性の下痢と呼び、排便の回数の多さや便失禁、腹痛などの症状により、勉強や仕事、睡眠などの日常生活に支障が出ることもある。
慢性の下痢の原因として、薬や食べ物、病気などが挙げられる。 慢性の下痢を引き起こす代表的な病気が過敏性腸症候群だ。腹痛を伴いながら、下痢や便秘といった排便異常が数か月にわたって続く病気で、発症にはストレスが大きく関係していると考えられている。
このほか、大腸の粘膜に炎症が起こる潰瘍性大腸炎も下痢を引き起こす病気だ。発症の原因は詳しく解明されていないが、免疫異常や遺伝的な要因、腸内環境などが関係していると考えられている。 番組では、秋田市にあるくらみつ内科クリニックの倉光智之院長が、下痢の症状や原因に加え、下痢を引き起こす病気について解説する。