番組概要
100人に1人 自閉スペクトラム症
番組詳細
自閉スペクトラム症は、人との関わりや社会性を持つことが難しいなどの症状がみられる発達障害の一種。相手の気持ちやその場の状況を読み取ることが著しく苦手で、その場にふさわしくないことや相手が傷つくようなことを平気で言ったり、子ども場合は先生の指示に従わなかったりといった行動として症状がみられる。
周りの人への関心が薄いことも多いため、ほかの子どもと遊ぶ際に視線を合わせたり感情を表情に出さなかったりといった行動がみられる。 自閉スペクトラム症の原因は、今のところ解明されていないが、生まれつきの脳の機能障害が原因だと考えられている。自閉スペクトラム症の人は、100人に1人いるといわれている。
自閉スペクトラム症は、ほかの人との関わりや社会性を持つことが難しいことに加え、周りに理解されにくいため、いじめに遭ったり失敗を繰り返したりといったことが多くみられる。結果として、不登校やひきこもりに陥る人も多い。 番組では、秋田市にある、いなみ小児科ファミリークリニックの稲見育大院長が、自閉スペクトラム症の人の特徴やサポートのあり方を詳しく解説する。