番組概要
秋、北海道・天塩川では、遡上するサケを求めて森の動物が川岸を行き来する。厳冬期になると川面は完全に凍り、キツネやシカが対岸の食べ物を求めて渡る「命の道」となる。
番組詳細
北海道北部の天塩川は生きものたちにとって「命の道」だ。秋、無数のサケがこの川を通り産卵のため戻ってくる。するとタヌキやキツネが川岸を行き来し秋の恵みを享受する。冬、一面が雪に覆われると森の食べ物は減少し、厳しい季節となる。さらに寒さが進むと川面は氷に覆われ、川が対岸へと渡る道に変貌。するとキツネやシカが川を横切り、広い範囲で食べ物を探して命をつなぐ。天塩川の「命の道」が支える生きものを見つめる。
【語り】白崎義彦