番組概要
佐賀の街には、あちこちに「えびすさん」の像が。鯛を抱えた福の神、ほほ笑みをたたえている。うれしいときも、苦しいときも、えびすさんと歩んできた佐賀の人たちの物語。
番組詳細
城下町として栄えた佐賀市。街を歩くと店先や通りに「えびすさん」。その数840に上る。江戸時代、多くの人とモノが行き交った長崎街道沿いに商売繁盛を願ってまつられ、広まったとも。毎日えびすさんにお茶を供えては、店が続くことを願う老舗和菓子店の店主。亡き夫の姿を重ねて語りかける女性。長い年月の間に欠けてしまった部分を修復する石材店の3代目。えびすさんを心のよりどころにして生きる佐賀の人たちに出会う旅。
【旅人】山本哲也