番組概要
昭和の香りを色濃く残す大阪のとあるビル。2階にあった強烈な個性を放つ飲食店街が去年の暮れ、その歴史に幕を閉じた。ビルに魅せられてきた人たちの、最後の日々の記録。
番組詳細
1955年、大阪・千日前に建設され、街の代名詞となってきた商業施設「味園ビル」。その2階にあった飲食店街が去年の暮れ、すべて営業を終えた。軒を連ねる40ほどの店はどこも“超”個性的。ビルを訪れる客もまた個性にあふれている。一見、近寄りづらさがある一方で不思議な温かみもあり、時代を超えて多くの人たちを受け入れてきた。人々は味園ビルの何に魅せられてきたのか。テナント終了までの最後の1か月を見つめた。
【語り】牧野莉佳