番組概要
「遊びのレシピ」 大豆生田啓友(玉川大学教授)
番組詳細
「遊び」は子どもたちが生きていく力の根幹になります。幼児期の遊びは、子ども自身がいろいろ試行錯誤したり、心や身体・頭を動かしたりすることが大事です。自然と触れあう遊びは、子どもの社交性やコミュニケーション能力、そして命を大切にする気持ちなどを育み、プラスの効果が大きいといわれています。例えば、虫が好きで図鑑を見て調べると「科学的な好奇心」が生まれます。
その子が好きで夢中になっている世界は、やはり大事なことだと思います。子どもたちには自分からどんどんイメージを膨らませて、イマジネーションの「想像力」と、クリエイティブな「創造力」を培って欲しいと思います。子どもが夢中になれる遊びの中に『生きる力』や、うまくできないことを乗り越えてそこからどんどん世界を広げていく力、いわゆる『あと伸びする力』が埋め込まれています。まさに「遊び」は「学び」なのです。
【講師】 大豆生田啓友(玉川大学教授) 【司会】 北村花絵(テレビ静岡アナウンサー) 【手話通訳】 石川ありす