番組概要
細やかな線と鮮やかな色彩ーその筆致は、絵の具本来の持つ美しさと描線を強調。インド仏教の研究者でもある畠中光享さんが模索し続ける日本画…京都の画家のいまに迫ります
番組詳細
今回の主人公は、インド仏教、釈迦の伝記や思想をメインに描く日本画家、畠中光享(こうきょう)さんです。 細やかな線と鮮やかな色彩。その筆致は、ぼかしや淡い色調ではなく、絵の具本来の持つ美しさと描線を強調しています。 2018年には、およそ300年ぶりに再建された奈良・興福寺中金堂(ちゅうこんどう)内にある高さ10メートルの「法相柱(ほっそうちゅう)」制作という大仕事も手がけました。
実はインド仏教の研究者でもある畠中さん。作品を描くことで仏教とその世界、また「己自身はどう生きるか」という問いに向き合い続けています。 現在、相国寺承天閣美術館では、畠中さんの作品を主とした展覧会が開催されています。 テーマは「清浄光明(しょうじょうこうみょう)を描く」、2024年に制作した新作20点を含むおよそ100点を展示するものです。
「清浄」とは阿弥陀仏が放つ光のこと。 この世の一切の闇を照らす光を、美しい描線と鮮やかな色彩で描き出しているのです。 仏教をテーマに独自の日本画を模索し続ける、京都の画家のいまに迫ります。
【出演】 畠中光享(日本画家) ほか 【ナレーション】 西村麻子(MBSアナウンサー)
●企画展「畠中光享 日本画展 清浄光明を描く」 相国寺承天閣美術館 【Ⅰ期】3月8日(土)~ 4月20日(日) 【Ⅱ期】4月23日(水)~ 6月22日(日) https://www.shokoku-ji.jp/museum/
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