番組概要
2023年、世界で初めて承認されたアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」。この新薬に懸けることにした母娘。投与から1年が経ち、薬の効果を確かめる検査を受けることにーー
番組詳細
大阪市内で1人暮らしをする関田美香さん(60)は若年性アルツハイマー型認知症の患者です。4年前に発症して以来、物事を忘れる記憶障害と、空間などを認識しづらい視覚障害の症状と闘っています。 アルツハイマー病は100年以上、根本的治療薬のない「治らない病気」と認知されてきました。ところが2023年、そんな常識を大きく覆す画期的な薬が登場しました。「レカネマブ」です。
アルツハイマー病の原因物質を取り除き、病気の進行自体を遅らせることができるとされる「レカネマブ」。 この「レカネマブ」の登場を一番喜んだのは89歳になる美香さんの母・幸子さんでした。美香さんの通院には毎回欠かさず同行し、通院や検査の日程を忘れてしまう美香さんのスケジュール管理をしていて、美香さんの1人暮らしが限界なのではないか…と懸念していました。
2週間に1度の点滴、安くない治療費用、副作用のリスクもあるなか、美香さんと母幸子さんはこの新薬に懸けることにしました。 美香さんがレカネマブ治療を開始してこの1月で1年になります。親子で取り組んだ治療の効果はでているのでしょうか。治療を続けて変化はあったのでしょうか?主治医から言い渡された意外な診断結果とは? 「レカネマブ」はアルツハイマー病患者にとって希望の光なのでしょうか、それとも…。
関田美香さん ほか
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プロデューサー:橋本佐与子(MBS) ディレクター:金咲和歌子(MBS)
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。