番組概要
全国に衝撃を与えた群馬大病院の医療事故から10年。腹腔鏡手術で8人、開腹手術で10人が死亡した背景に何があったのか。事故の検証とその後の改革の歩みを見つめる。
番組詳細
2014年に発覚した群馬大学付属病院の医療事故。腹腔鏡手術で8人、開腹手術でも10人の患者が相次いで死亡していたことが全国に衝撃を与えた。事故調査委員会は徹底した医療安全の改革を進めるよう提言。キーワードは、患者が自身の受ける治療に主体的に関わる「患者参加」だった。それから10年。群大病院はカルテ情報を患者と共有するなど前例のない改革を進めてきた。参加した遺族、医療者それぞれの思いを見つめる。