[字]<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第15話「見張りの見張り」[終]
- 3/10 (Mon) 18:30 ~ 19:25 (55分) この時間帯の番組表
- BSフジ(Ch.181)
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番組概要
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。
番組詳細
平蔵(中村吉右衛門)の密偵・おまさ(梶芽衣子)が、かつて一緒に組んで盗みをしていた長久保の佐助(本田博太郎)と偶然出会った。 今の役目を言うわけにはいかないおまさは「小房の粂八(蟹江敬三)と組んでいる」とだけ言った。 すると、佐助の顔色が変わり、どうしても粂八に会いたいと言う。 実は佐助の息子が半年前に、杉谷の虎吉(金子研三)という盗賊に殺されていた。 その虎吉という男は、その昔粂八の子分だった。
それ以来、息子の仇を討つために虎吉の行方を捜しているのだった。 おまさは、早速粂八と佐助を会わせた。 話を聞いた粂八は、本当は何の音沙汰もない虎吉のことをなぜか「心当たりはある」と言った。 これより十日前、本郷の紙問屋・伊勢屋が襲われ、一家、奉公人が惨殺される事件があった。 何の手がかりもない中で、平蔵は奉公人の中で素性が不明だった下女・おはつの実家の聞き込みを部下に命じた。
偶然は重なるものである。 粂八は、以前虎吉から女房だと言って引き合わされた女が南品川で蝋燭屋をしていることを思い出した。 なんと下女の実家も南品川だった。 翌朝、粂八は東海道を品川へ向かう。 その後を用心深い佐助がつける。 そして平蔵の命を受けた忠吾(尾美としのり)と相模の彦十(江戸家猫八)は、それより半刻前同じ道を通っていた。
彦十は、おはつの実家である八百屋の場所を、蝋燭屋の色っぽい年増女・お六(清水ひとみ)に聞いた。 しかし、訪ねていくと悲嘆にくれたおはつの父親からは、何も聞き出せなかった。 一方粂八はお六から、虎吉とはまだ続いていることを聞き出し、「また一緒に組もう」と盗みの誘いをかけた。 そのやりとりを、佐助が物陰で聞いていた。帰ろうとする彦十は、近くに佐助がいて、しかも粂八をつけているのを見て驚いた。
そしてその佐助を忠吾が尾行することに…。報告を受けた平蔵は、佐助の行動を怪しみ、酒井(勝野洋)に厳重な見張りをつけるように命じたが…。
長谷川平蔵:中村吉右衛門 小林金弥:中村歌昇 木村忠吾:尾美としのり 沢田小平次:真田健一郎 三井忠次郎:中村吉之助 竹内孫四郎:中村吉三郎 山崎国之進:中村吉次 小房の粂八:蟹江敬三 相模の彦十:江戸家猫八 お徳:左時枝 仁兵衛:三遊亭金馬 朋斉:竹本孝之 文吉:櫻木健一 疾風の陣内:五味龍太郎 ほか
原作:池波正太郎(文芸春秋刊) 企画:市川久夫、鈴木哲夫 プロデューサー:能村庸一、武田功 音楽:津島利章 脚本:下飯坂菊馬 監督:小野田嘉幹 制作:フジテレビ/松竹株式会社 制作協力:京都映画株式会社
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