[字]<時代劇>鬼平犯科帳 第7シリーズ 第11話「毒」
- 2/10 (Mon) 18:30 ~ 19:25 (55分) この時間帯の番組表
- BSフジ(Ch.181)
番組概要
いつの世にも絶えない悪を容赦なく取り締まる!中村吉右衛門の当たり役として好評を得た『鬼平犯科帳』の第7シリーズをお届け。
番組詳細
ある日平蔵がつかまえたスリが持っていたのは、三十両もの大金と白い粉。 怪しく思った平蔵は忠吾にスリの被害者・天竜の家を張らせることに・・・。 その後、平蔵は行きつけの小鉄という軍鶏鍋屋で、横柄な態度の男を見かける。 その男の名は陰陽師・山口天竜(佐川満男)。 近頃かなり羽振りがいいらしく湯水のようにお金を落としていくという。
数日後、平蔵(中村吉右衛門)と彦十(江戸家猫八)が、師走で賑わっている市中をふらついていると天竜がやってきた。 何気なくその姿を見ていると、怪しい眼差しをしながら天竜に近づいていく男がいる。 そして、次の瞬間その男は、天竜の懐中の物をスり足早に去って行った。 平蔵は彦十に天竜を任せると、スリの男をつけて行った。 林の中に入った所で平蔵は男に声を掛け盗んだものを返せと迫る。
男は抵抗したが歯がたたず御用となった。 平蔵は、取り上げた見覚えのある紋所がついている袱紗の中を確認する。 中には三十両の大金と、白い粉が縫い込められていた。 平蔵はただの薬包ではないと睨み、スリの伊太郎(有薗芳記)と共に彦十と天竜の元に急いだ。 しかし、そこには彦十しかおらず、天竜は平蔵が火付盗賊改方長官だと聞くと逃げて行ったということだった。
白い粉、そして三十両の大金を残して逃げていった天竜に平蔵はますます何かあると疑うのだった。 あくる日、酒井(勝野洋)の調べで、白い粉は”毒薬”と判明、しかも南蛮からきたものだということだった。 そして袱紗の紋所は、御側衆・土屋左京の所のものだという事だ。 また天竜は変わり者で、普段あまり人づきあいをする方ではないが、医者がさじを投げた病人を祈祷で治したことから先生と言われ敬われているという。
また、この夏頃から土屋左京の奥方の難病を祈祷で治したことから週に三度は屋敷に出向くほどの仲だという。 その日から平蔵は、忠吾(尾美としのり)、五郎蔵(綿引勝彦)を天竜宅がよく見える場所に張らせた。 そして、もしかしたら土屋の屋敷内の何者かが天竜を大金で釣り、毒殺を図ろうとしているんではないか?と推理するのだった…。
長谷川平蔵:中村吉右衛門 小林金弥:中村歌昇 木村忠吾:尾美としのり 沢田小平次:真田健一郎 三井忠次郎:中村吉之助 竹内孫四郎:中村吉三郎 山崎国之進:中村吉次 おまさ:梶 芽衣子 相模の彦十:江戸家猫八 山口天竜:佐川満男 おとき:江戸家まねき猫 スリの伊太郎:有薗芳記 万右衛門:津村鷹志 久栄:多岐川裕美 酒井裕助:勝野洋 大滝の五郎蔵:綿引勝彦 ほか ナレーター:中西龍、仁内建之
原作:池波正太郎(文芸春秋刊) 企画:市川久夫、鈴木哲夫 プロデューサー:能村庸一、武田功 音楽:津島利章 脚本:下飯坂菊馬 監督:舛田明廣 制作:フジテレビ/松竹株式会社 制作協力:京都映画株式会社
出演者・スタッフ
中村吉右衛門 / 中村歌昇 / 尾美としのり / 真田健一郎 / 中村吉之助 / 中村吉三郎 / 芽衣子 / 江戸家猫八 / 佐川満男 / 江戸家まねき猫 / 有薗芳記 / 津村鷹志 / 多岐川裕美 / 勝野洋 / 綿引勝彦 / 中西龍 / 仁内建之
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