日本のチカラ#416[字] サンマの海にほえろ! ~83歳、怪獣船頭~
- 1/20 (Mon) 10:25 ~ 10:55 (30分) この時間帯の番組表
- 南海放送(Ch.4)
番組概要
『見ろ見ろ見ろ!サンマだ!』 全国有数のサンマの水揚げ港として知られる宮城県気仙沼市に「怪獣」の異名をとる船頭の声が響き渡ります。
番組詳細
第81豊清丸の船頭・中舘捷夫(なかだてかつお)さん、83歳。トレードマークはねじり鉢巻き。出港が近づくと戦闘モードに切り替わり「怪獣」に変身するといいます。番組では中舘船頭のもと、サンマ漁に同行。大漁となれば1回の漁で数千万の稼ぎになりますが、とれ高は船頭の腕にかかっています。
水温や潮目を見極め、漁場を決め、網を入れるタイミングをはかる…。しかし海水温の上昇などで、立ちはだかるのは歴史的な不漁という現実。中舘船頭の70年にわたる漁師としての経験が通じなくなりつつあります。『たまげたサンマだな、ちくしょうなぁ!』。それでも乗組員18人の生活がかかった命がけの現場で、目指すはサンマの大群。船に備え付けた集魚灯を点灯、海面に見えてきたのは…!荒波をいく船の上怪獣船頭がほえる!
1回の漁はおよそ1週間。中舘船頭は最年少の乗組員・磯貝遥大(はると)さんに期待を寄せます。『ガッツリ昭和って感じの人の船に乗れたのはすごくいい経験』と話す磯貝さんは怪獣船頭の背中を見て、日々成長しています。
83歳の中舘船頭、オフシーズンは体の不調に悩まされる場面も。手足のしびれや痛みで夜も眠れない生活が続くなか、なぜ漁師を続けるのか…。その原動力でもある東日本大震災で被災した経験や、未来ある子どもたちへの思いも描きます。ふるさと、気仙沼のため海に出続ける中舘さんの心意気は、まさに男のなかの男。今日もサンマの海にほえる、ほえる!!
出演者・スタッフ
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