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珠洲の窯漢【第33回FNSドキュメンタリー大賞・大賞受賞作品】[再]

12/23 (Mon) 9:50 ~ 10:45 (55分) この時間帯の番組表
石川テレビ(Ch.8)
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番組概要

第33回FNSドキュメンタリー大賞・大賞受賞作を再放送します。地震で何度も被害にあいながらも立ち上がる二人の珠洲焼作家の姿を描く

番組詳細

FNS 系列28局が制作した28作品の中から石川テレビの「珠洲の窯漢」が「第33回FNS ドキュメンタリー大賞」大賞を受賞しました。能登半島地震からやがて1年。二人の珠洲焼作家を通じて被災地を見つめた作品を再放送します。珠洲の土と珠洲の窯で焼く『珠洲焼』。田端和樹夫さんと篠原敬さんはそれぞれ窯を構え、30年珠洲焼を作り続けた。同じ珠洲焼でも田端さんの作品は黒灰色の珠洲焼に色を付け数々の展覧会で入賞、篠原さんは「自

分の心が落ち着く作品」を作り、焼き物を通して生まれる人との出会いを大切にしている。そんな2人は地震の被害にあった。2023年の地震では大量の作品が割れ窯は使えなくなり、篠原さんは窯を一から作り直した。田端さんは廃業も考えたが、珠洲焼を続ける決断をした。そして追い打ちをかけるように起きた元日の能登半島地震。田端さんの工房は建物ごと倒壊。窯は天井から崩れていた。5カ月かけて作った篠原さんの窯は一度も火をい

れることなく崩れた。地震後も篠原さんは持ち前の明るさで精力的に取材に応え、展覧会を開いてファンと交流した。田端さんは資金繰りを心配しながらも、重機で潰れた建物を解体し少しずつ前に進んでいる。地震に壊され、自分で壊す。そして再生しようとする。性格も目指す先も異なる2 人だがそこにあったのは抗えない自然の災いを受け入れ、珠洲でしか作れない焼き物「珠洲焼」を途絶えさせないための覚悟だった。

田端和樹夫 篠原敬 他

【ナレーション】常盤貴子  【撮影・編集】和田光弘  【音声】石倉信義   【MA】林壮樹 【音楽】大野木千夏  【タイトル】高倉園美  【ディレクター】濱口真子   【プロデューサー】才澤孝

出演者・スタッフ

常盤貴子

最終更新日時:

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