知っトク 医療のつぼ「感染急増 マイコプラズマ肺炎」[再]
-
1/21 (Tue) 11:15 ~ 11:25 (10分)
- この時間帯の番組表
- ABS秋田放送1(Ch.4)
番組概要
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症。番組では、マイコプラズマ肺炎の症状や予防法、治療法を詳しく解説する。
番組詳細
マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる呼吸器感染症。細菌が目や鼻の粘膜についたり、気管支の先端の肺胞と呼ばれる部分に感染することで発症する。細菌に感染した後、2週間から3週間経つと微熱やけん怠感、頭痛、のどの痛みなど、風邪に似た症状が現れ、さらに、症状が出始めた後、3日から5日経つとせきが出始める。せきは熱が下がった後も長く続くのが特徴。
マイコプラズマ肺炎は、ほとんどが軽い症状で済み、自然に治ることも多いが、まれに中耳炎や胸膜炎などの合併症を引き起こすこともあるため、せきが1週間以上続くようであれば医療機関の受診が勧められる。 マイコプラズマ肺炎の主な感染経路は飛まつ感染と接触感染。国立感染症研究所によると、2020年以降、世界的に感染報告が減少傾向にあったが、日本国内では去年(2024年)7月以降、感染報告が急増した。
ワクチンはないため、マスクの着用やこまめな手洗いが感染予防に有効だ。 番組では、秋田市にある今村記念クリニックの後藤敦子副院長が、マイコプラズマ肺炎の症状や予防法、治療法を詳しく解説する。
出演者・スタッフ
最終更新日時: