名作ドラマ「いごこち満点」　第６話≪全25話≫【壁に耳あり?!ああカセット！】

番組概要

主人と息子が家にいることが少なく、他人である下宿人が三人も住み着いている。家族でない構成員のいる家庭（ホーム）に住む、個性豊かな人間たちの姿を生き生きと描く。

番組詳細

ハナは、青山家に下宿している野田新八、堀越洋次、杉本久右衛門の“三悪人”に、浪人中の塚原亮がいじめられているのに同情。三悪人を集めて、亮の勉強の邪魔をしないようにと説教した。神妙に聞いていた三人、ハナが去ると亮がつげ口でもしたんだろうなどと勝手なことをシャベッたあげく、厄落しだとスナックへ出かけた。この様子をお手伝いのピン子がカセットに録音していたとは三悪人知るよしもない。

さて、三悪人が気炎をあげているスナックに、バスガイドの佐々木和美が現れた。和美ファンの洋次、久右衛門はもとより、最近、平野咲子に気があるはずの新八まで大喜び。そこへ、咲子もやって来て、新八は、早速咲子に井川礼子の身代わりをしてもらった礼をいったりしてご機嫌をうかがっていた。ところが、咲子は、青山家の息子俊一と待ち合わせをしていたのだ。俊一のあざやかな手並に、三悪人はガックリ。

さて、三悪人が青山家にもどると、録音を聞いて怒ったハナが手ぐすねをひいて待っていた……。

山岡久乃、高松英郎、目黒祐樹、片平なぎさ、泉ピン子、山城新伍、小倉一郎、西田敏行、赤塚真人、梶芽衣子、末広真樹子、多岐川裕美、海老名美どり、永野裕紀子、浅野亜子、吉野佳子、加納竜、山田五十鈴　ほか

ホームドラマの場であるホーム（家庭）は、家族だけで構成されるのが普通だ。ところが、この『いごこち満点』の舞台となる青山家では、本来の中心となるはずの主人と息子が家にいることが少なく、他人である下宿人が三人も住み着いているという設定。家族でない構成員のいる家庭（ホーム）に住む、個性豊かな人間たちの姿を生き生きと描く。

青山家の主婦ハナ（山岡久乃）は朝から機嫌がいい。札幌支社長をしている夫の俊郎（高松英郎）が、久しぶりに家に帰ることになっているからだ。今日は、隣りのバスガイド寮に住む娘たちが、ハナに料理を習いに来る日でもあった。青山家に下宿する三悪人こと、野田新八（山城新伍）、堀越洋次（小倉一郎）、杉本久右衛門（西田敏行）たちも娘たちの来るのを待ちかねていた。

彼らのお目当ては、バスガイドのひとり佐々木和美（多岐川裕美）。一番はじめに青山家にやってきた寮長の広山法子（末広真樹子）は、ハナあての速達を受け取った。その手紙で、俊郎が帰れなくなったと知ってハナの機嫌は悪くなった。一家水入らずで暮すべきだという法子の提案で、下宿人追い立ての方策がねられたが…。

プロデューサー：武敬子  演出：脇田時三　ほか  脚本：高橋玄洋  音楽：東海林修

出演者・スタッフ

山岡久乃 / 高松英郎 / 目黒祐樹 / 片平なぎさ / 泉ピン子 / 山城新伍 / 西田敏行 / 赤塚真人 / 梶芽衣子 / 多岐川裕美 / 海老名美どり / 永野裕紀子 / 加納竜 / 山田五十鈴 / 脇田時三 / 高橋玄洋 / 東海林修

番組ジャンル

• ドラマ - 国内ドラマ