LIFE~夢のカタチ~[字] 91歳のパン職人が美味しいパンを作る!大震災も乗り越えて
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2/22 (Sat) 11:00 ~ 11:30 (30分)
- この時間帯の番組表
- ABCテレビ(Ch.6)
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番組概要
この道75年!御年91歳の現役パン職人が美味しいパンを作ります。自転車にも乗るし休みの日は船で海釣りにも行きます!そんなパワフルおじいちゃんの活力源はひ孫に会うこと
番組詳細
いつも夜明け前から活動を始める小田実さんは、御年91歳。毎日、自宅から10分歩いて仕事場に向かいます。実さんの職業は、この道75年になるパン職人。お客さんが求めるのは、美味しいパンと元気に働く実さんの姿。あの大震災も乗り越えました。自転車にも乗るし、趣味の海釣りにも出かけるという91歳のパン職人。そのパワーの源に迫ります。
神戸市兵庫区の閑静な住宅街にある『上沢マル井パン』。朝4時にやって来て、すぐ総菜パンを揚げ始めます。実さんの息子・卓生さんも出勤。主にパンを焼く作業の担当です。生地を作るのは実さん。『上沢マル井パン』の最大の特徴は、パン生地の長時間発酵。生地の水分量は、実さんが長年の経験で培った感覚が頼り。他にも実さんの技が光ります。
一番人気は食パンですが、焼きあがったパンは、100種類以上になるでしょうか。実さんの娘・眞由美さんは、レジや品出しを担当。そして朝6時、開店と共にお客さんが来店。お店は創業65年。102歳の常連さんから、ユーチューブチャンネルを見てインドネシアから来たご家族まで、幅広い人々に愛されているのです。
実さんは91歳の今もエネルギッシュ。自転車に乗って買い物に出かけます。近所の商店街で、総菜パンに使うキャベツや、大好物のお刺身も購入。お店の方から「スーパー爺ちゃん」と呼ばれています。実さんは「仕事が楽しい。しかも皆さんが喜んでくれる」とパン職人をやめるつもりはさらさらないそうです。
終戦後すぐ、故郷の山口から神戸にきた実さん。パン屋さんを営んでいた叔父の元で技術を学び、1960年に独立。しかし1995年、阪神淡路大震災で店舗は全焼しました。一時は廃業も考えましたが、「いつ復活するの?」という周りの声に応えるべく、半年後にはプレハブを建て、営業を再開しました。
『上沢マル井パン』の小田実さんのパワーの源がもう一つ。もうすぐ一歳になるひ孫のりおちゃんです。りおちゃんのお誕生日に、家族みんなでバースデーケーキを作ります。スポンジケーキは食パンです。
佐々木蔵之介
この番組は、ABCテレビの『青少年に見てもらいたい番組』に指定されています。
出演者・スタッフ
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